変身分子

宇宙エレベーター」タイムトラベルについてより、ハッとした一文。


例え死んだとしても、身体を構成する分子の世界線は書きかえられてく。

世界線とは、たての軸が時間、よこの軸が距離を表す図において、時間と空間の移動を描く直線のこと。
例えばベッドの上で1時間ごろごろしていたら世界線は距離軸から垂直に、過去から未来へのびる。


身体が死んでも分子は残っている。集約を解かれた分子は様々な形に変化を繰り返し、ほかの命を形作る。


命をつくるのかどうかは分からないけど、世界のものってくるくるまわっているんだな。
千の風になって」で小川とか風になってあなたのそばにいます、て歌詞があるけれど、本当にそうなんだね。
死んでも、その分子が形を変えるだけなんだ。
死なんて本当はないのかもしれない。
他のものに形を変えられるんなら悪くないかな。