8月なかんじ

さいきん自分のにおいが変わった。すごくへんなにおい。
新宿にいることが多いからだと思う。
部屋の中にまで、残り香が残っている。記憶がないほど小さい頃から使っている、お気に入りの毛布もにおいがする。
わたしの部屋の中が外になったみたいだ。落ち着けない。
友達からもらった香水をかばんに吹きかけた。white cherry blossomの香り。
毎日いろんなところに行って、いろんな人と出会って、いろんなにおいをかばんにつけて持ち帰ってくる。そんな感じでわたしのにおいはつくられているのだと思った。
この香水がなくなったときにわたしのにおいはまた変わるのだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


よしもとばななさんのブログに、8月1日に由比ヶ浜に行ったと書いてあった!
その時おとなりの森戸海岸にいたことに感激!
アラーキーという写真家を知って、彼の写真がまったくかっこつけていなくて卑猥なことに爆笑した!「緊縛礼賛」すごいタイトル。
ばななさんの日記は小説みたいで、彼女の生活をそのまま本にしたんじゃないかと疑った。かっこいい、とか魔法みたい、とか、ちょっとはずかしいことを惜しげもなく言うのがすてき。わたしが文章を書いてもぜんぜんかっこよくならないのはなんでだろう?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近やることがたくさんあるのだけれど、決して忙しいわけじゃなく、心を亡くしていないことがうれしい。
そんな環境をくれるまわりの人に感謝。